ヘアカラーの過酸化水素の毒性について

市販のヘアカラーで、一剤と二剤に分かれており、使うときに二つを混ぜるものがいわゆるアルカリ性ヘアカラーと言われるものです。

 

どのようなしくみになっているのかというと、まず一剤のアルカリ性薬品でまず髪の表面の組織を破壊してキューティクルを開き、二剤の過酸化水素で、開いているキューティクルから入り込んで色を定着させるという方法をとっています。たしかに髪がいたみますが、染めてからすぐに「うわ、傷んだ・・」とあからさまにわかるわけではなく、その傷みは、ヘアカラー後であれば顕微鏡レベルでわかる程度です。

 

ヘアカラーにおける過酸化水素水の働き

  • 染料を酸化し、発色を促す
  • ラニン色素を分解する
  • 過酸化水素の濃度が濃くなればなるほど、脱色作用が働く

過酸化水素は、危険な物質ではあり、現に発がん性が認められていますが、食品の殺菌用にいまだに使われているので、知らずに口にしていることも多くあります。もともと厚生省が職人関係製品には使わないようにしようと禁止の動きがあったのですが、結局業界の圧力もあって、いまだに使用を許されている状態です。私たちは自分の身体を自分で守っていかないといけない時代だと痛感しますね。

 

あくまでも過酸化水素は刺激の強い成分で、強さが高いと劇薬指定のものになりますので、取扱いには十分注意する必要があります。発癌性以外でも、健康な人が被害にあって、病気になってしまったケースもあります。

 

過酸化水素水の健康被害

  • カラーに含まれるPPDの毒性で呼吸器や皮膚に強いアレルギー反応おこす
  • 妊娠中の女性の体内に取り込まれると胎児の性的機能の発達に影響が出る可能性
  • ほかに、目の炎症、呼吸困難、など皮膚の障害、呼吸器の障害、内臓の障害

 

髪を内部からしっかり染めたいときには、過酸化水素水の存在は欠かせないというわけなんですね。でも、頻繁に美容院の白髪染めや市販のヘアカラーを使ってると、その薬剤も頭皮からしみこんでいきます。微量ではあっても、異物として体反応しますが、小さいと体の中に残っていきます。それが積み上がり、突然のアレルギーや病気に発展しやついです。