PG(プロピレングリコール)の毒性とは?

PG

歯磨き粉やシャンプーの成分一覧表に、「プロピレングリコール(PG)」というのがあります。略称「PG」の成分は化粧品やヘアケア用品など保湿剤として、配合されていることが多くあります。

 

PGはプロピレングリコールの他に「1,2-プロパンジオール」や「1,2-ジヒドロキシプロパン」といった表示をされていることもあります。

 

保湿剤なので、肌を守ってくれているのだと思うのは大きな間違いです。肌を保湿するのでなく、シャンプーや歯磨き粉などの製品自体を固まらないように保湿しています。

 

 

PG(プロピレングリコール)の原料はなに?

PGの特徴

  • 原料は石油
  • 色はない
  • 味も臭いもない
  • 吸湿性がある

 

原液を薄めたものを使いますが、原液自体は防護服着用が義務付けられるなど要取扱注意となるものです。薄めた状態でも、以前は「旧表示指定成分」のカテゴリーに入っていました。

 

「旧表示指定成分」って何?

何かしらのトラブル(アレルギーなど)があって、有害性が認められた成分という意味です。

今は化粧品に関しては、成分を全て表示することが義務付けられているので特別に表示指定はしていないけれど、リスクがゼロというわけではないのは確かですね。

石油系界面活性剤と一緒に含まれる危険性とは?

プロピレングリコールは肌への浸透性が高い成分です。もし危険度の高い成分が一緒に配合されていると、一緒に肌へと浸透してしまうのを助けてしまう心配もあります。

 

例えば「石油系合成界面活性剤」が含まれていたらどうでしょうか?「ラウリル硫酸Na」など石油系合成界面活性剤の機能は高いけれどデメリットもあります。。

 

石油系合成界面活性剤のデメリット

  • 皮膚に残留しやすい
  • 肌の保護機能を弱くする
  • 肌を乾燥させる
  • 痒みが出る

 

PGを使う時は、一緒に配合されている成分を注意してチェックするのは大切なことですね。

PG(プロピレングリコール)の効果とその毒性について

PGの役割

  • 保湿作用
  • 保存作用
  • 乳化剤
  • 溶媒
  • 冷媒
  • 静菌

 

医療現場でも使用されています。食品添加物としても指定されています。

 

食品添加物としての例

  • 麺類
  • 中華系皮製品(餃子やシュウマイ、春巻)
  • 歯磨きペースト など

 

プロピレングリコールについては、肌への浸透性が高いですが心配な点もあります。

 

プロピレングリコールの注意点

  • 経皮毒性
  • 皮膚への刺激
  • 腎障害
  • 肝障害
  • 赤血球異常

 

JETOC(日本化学物質安全・情報センター)のPGの見解

  • 皮膚に刺激はない
  • 眼に対しては軽い刺激性がある
  • 発がん性は無い
  • 急性毒性はない

 

他の企業のHPでも「きわめて毒性が低く、人体にほとんど無害」としています。プロピレングリコール=猛毒と考える必要はなさそうですね。でも急性毒性がないといっても、成分が蓄積して長期間かけて何かのトラブルが起こることがあるかもしれません。

 

多少危険であっても高機能な物質なら、企業が危険性を公表することもなかなかありません。敏感肌の人やアレルギー体質の人などは特に、PGの使用に関しては気をつけた方がいいですね。

 

プロピレングリコール(PG)は食品やそれ以外でも使用が多い石油由来の成分です。危険性については100%確実なことは言えませんが、今すぐ体に害があるというような猛毒ではありません

 

「表記指定成分」だったことを考えると、体内や皮膚への影響が気になる敏感肌やアレルギー体質の人には注意が必要ですね。化粧品やヘアケア用品、その他の製品を使う時は、PGが入っているかどうか一度チェックしてみましょうね。

 

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